プラス思考に人生を狂わされそうになった話

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「信じれば絶対に出来るよ。」

「諦めなければ夢は叶う。」

「努力は裏切らないよ。」

「人間にはみなあふれんばかりの可能性がある。」

 

これらの考え方は、プラス思考と呼ばれます。

(ポジティブ思考とも呼ばれます。この記事では両者を同じものとして扱います。)

 

世間ではプラス思考は市民権を得ているようで、ポジティブ思考を推奨するような広告や発言が大きな顔をしています。

あたかも我々の考え方こそ正しいのであるという顔をして‥。

私は一時期このプラス思考こそ人生の質を向上させる魔法の杖だと信じて疑いませんでした。

 

しかし少し考えれば当たり前なのですが

世の中には万人に常に有効な考え方など存在しません。

少なくとも私は出会ったことがありません。

 

「ある考えは自分になじみ、ある考えは自分になじまない。」

これが普通です。

 

私はこの普通を認識し忘れたがためにプラス思考に一時期苦しめられました。

(勝手に苦しんだという表現の方が良いのかもしれません。)

 

自分と同じくプラス思考にこだわることで苦しんでいる人がいるのではないか。

そんなことをふと思ったので、今日は僕がプラス思考に苦しめられたお話をしようと思います。

プラス思考が私に与えた影響

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私が初めにプラス思考に出会ったのは、高校生の頃でした。

思い返すと、当時はあまり勉強も当時出来ませんでしたし、

友達もそこまで多くなかったですし、恋人もいませんでした。

 

そのせいかわかりませんが高校生独特な無力感のようなものを持っていて

当時はなんか人生を好転させたいなあとばかり考えていました。

 

そこでそんな僕が向かったのが本屋の自己啓発コーナーでした。

当時の僕はあまり世の中を知らなかったので、

自己啓発コーナ特有の言い切りがまるで魔法のように思えました。

 

「この本をドンドン読みこめば人生変わるに違いない」

そんなふうに考えたことを覚えています。

 

どんな本だか忘れましたが、その日の内によさ気に見えた本を購入して帰路につきました。

この本こそプラス思考を推奨する自己啓発本だったと思います。

 

この本の内容は一切覚えていません。題名も覚えていません。

しかし当時の僕は、人生の秘伝書を手に入れたような気分でその本を一晩で読破。

また、次の日からその本に書いてある内容を忠実に守り始めました。

 

「俺がいま友人が少ないのは、受験勉強に集中できるからラッキー」

(確かそのような面もありますが、自分がつまらない人間という事実から眼をそらしていました)

 

「自分に恋人が出来ないのは運が悪いからだ。いつか運が上向くからその時まで勉強を頑張ろう」

(自分に恋人が出来ないのは、顔が良くなく、面白くもなく、積極性もなかったからです。)

 

「日々に感謝。」

(感謝は大事だと思います。昔よりも今のほうが強く思います。しかし、そのような言説で金儲けをしている人に言われないと感謝できないのはどうかと思います。)

 

ざっとあげるとこんな感じです。

 

このような思考を心がけた結果、自分の高校生活は悪化しました。

周りの人間からは避けられていた気がしますし

なにより勉強の成績が上がりませんでした。

 

おそらくなれないことを考えなしに採用したことが一番の原因です。

また傍から見たらプラス思考の人間など気持ち悪い人間以外の何者でもないです。

つまり、無用なヘイトをかいます。気持ち悪がられます。

(もちろん例外なプラス思考の持ち主もいらっしゃるのでしょうが、少なくとも私は気持ち悪い人間でした。)

 

自分がプラス思考を辞めるきっかけになったのは、

プラス思考に限界を感じることがある時期に重なったからです。

約三ヶ月くらいプラス思考に囚われていました。

ポジティブ思考の罠。

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自分の経験からプラス思考について考えたことを書き記しておきます。

(体験から一般論を語るのはあまり好ましくないのでしょうがお許し下さい。)

 

プラス思考とは何なのでしょうか?

私なりの解釈だと、

プラス思考とは物事の良い面を強調し悪い面には眼を向けないようにする技術です。

 

そして、そのような思考の技術を持つことによって

「自分に自信を持つことが出来ます。言い換えるならメンタルを強く保てます。」

 

メンタルが行動や結果に与える影響は私が言うまでもないでしょう。

メンタルを強く持つことで大きくパフォーマンスアップを図れます。

 

これがプラス思考の持つ正の面です。

 

しかし、プラス思考の大きな弊害も有ります。

「悪い面をみていないため、物事(自分のこと)を正確に見れない」

ということです。

 

この正確に物事を見れなくなるということが曲者です。

なぜなら、半数以上の人が(おそらく)

物事を(自分を)正確に見ることが出来ない⇒効果の無い変な行動をとってしまう。

という図式に飲まれてしまうからです。

 

またプラス思考とかポジティブ思考が大事という情報を発信している方々は、

公演屋やセミナー屋だったりするのも間接的にプラス思考を害あるものに導きます。

 

何が言いたいかというとプラス思考についての本はセミナー屋の営業であることが少なくなく

彼らの効果の薄いセミナーにうまく導かれてしまうことも少なくないからです。

 

そのような人物にカネを払って幸せになれる人もいるのでしょうが

(セミナーに来る人物を対象に儲けようとしている同業者とか…税金対策とか?ステータスとか)

それはすでに成功している人だけです。一般人が入ってもろくなことはありません。

 

(私は、公演屋は現実を良くする仕事というより、人に夢を見させる仕事をする人々だと考えています。

つまり、彼らの社会的な意義は認めています。しかし、一方現実を変えられると語って集客するのは

どのようなものかなと思います。見方によっては詐欺師のような側面を持つ気がするのです。)

 

これがプラス思考について私が考えることです

 

その上でプラス思考が体に合うかどうかたしかめる。

(そして公演屋には引っかからない。)

これがプラス思考との良い付き合い方だと思います。

 

他人はお金を差し出してくれない

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今回お話したかったことは以上になります。

しかし、もう一つお話しておきたいことがあります。

 

それは、他人はあなたにメリットのある提案は殆どしてこないということです。

つまり、仮に

「あなたにお金をあげます。」

といって話しかけてくる他人がいたとしたらその人はほぼ100パーセント合法詐欺師です。

 

現代の詐欺は巧妙です。

「お金はあげられないけど、お金の稼ぎ方なら教えれます!!」

例 月々楽に10万円稼ぐ方法 ブログでお金を稼ぐ FXや株 等

(大抵教えられるお金の稼ぎ方は古く対して使い物になりません。)

 

「このスキルさえ有れば〇〇」

例 英語 簿記 弁護士

(もちろん上記例よりはよっぽどマシなのですが、所詮スキルはスキルです。メジャーになった途端値崩れします)

 

このような詐欺同然な宣伝がいたるところで流れています。

 

「他人は善人の皮を被り自分の事を食い物にしてくる。」

自分は幾度と無く食い物にされかけてようやくこのことを学びました。

 

このような詐欺に引っかかるのは、私だけだとは思うのですが

念の為にここに自戒の念を込め余談とさせて頂きます。

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